開催日、12月10日(月)。
 参加者9名。
 短歌結社「未来」の並木夏也氏をお迎えしました。
 本年度最後の歌会です。
 場所はやはり光暁館4Fラウンジ。
 気温もかなり下がっていたので、ラウンジでは寒かった。
 次回の如月歌会は、おそらく別の場所でやることでしょう。
 候補はどこかの教室か、あるいはガスト?
 まあともあれ参加してくださった皆さんどうもありがとうございました。
 よいお年をお迎えください。


かめ里
小春日にぎおん書房は消えてゆき、ぽっかり空いた花の街角

恋文に似せて書かれた脅迫状 花野遠くへまるめてポイっ


そらみみ
明日(あす)にないもののことなど考える真夜中のオムライスほおばり

始発には景色のなかに埋もれたい火星人たちうようよいます


並木夏也
薄闇のなかに稜線とらへつつ暗緑に沈む淀川越ゆる


眠れない子羊
箱に乗って
ユラユラユラ
ガタゴト
みんな何処に
行くんだろう

お洒落と
お喋り音楽に
スパゲティ
月と太陽で
私は出来ている


まこも
言付けぬ□□□□□□□言
告げぬ□□□□□□□言継
げず□□□□□□□言尽き
て□□□□□□□口つけた
□□□発話
H
    A

           L



覆われる大きなてのひら瞳開け 目前に広がる只の闇

朝目覚めぬくもり探す手探りで 気付くのはもう少しあと


吉岡
薔薇園に憧れていた 靴底の破れたひとと戯れながら

借りやうと思つた本を抜ひてゆく女の背から森の匂ひが




(短歌、掲載許可の関係でアップが遅れました)


11月19日(月)。
参加者8名。
歌会は9月合宿以来でした。
場所は前回勉強会と同じ光暁館4Fラウンジです。
今回は通常歌会のほかに付け句というのをやりました。
すでにできている下の句に上の句をつけるというものです。
お題は「君のかけがえなさを思った」。
知らない間に斉藤斎藤の歌「とりとめのないきれいごと聞きながら君のかけがえなさを想った」(「ちから、ちから」)からパクってました。
気をつけないと。
しかしこのお題、決めてから気付いたのですが、とてつもなく難しい。
皆さん苦労されたようでした。
(付け句歌会は遊びようなものなので非公開といたします)

終了後、自宅にて懇親会(?)をおこないました。〜終電、のつもりが、〜始発、に。


かめ里
花の香の澄んだオーラを呑むように君の注いだ酒が溢れて


白柴
新鮮なイチゴとピアノと睡眠薬 揃えたからって咳は止まない

「全部ある」なんにもない庭見て言う母 私に代わり返事した犬


そらみみ
壊れかけこわれることを欲している 机にはただ真っ白なノート

レジへゆく母には言えぬ囲われた痛いほどのオレンジのオレンジ


眠れない子羊
別れ時寂しくないよと背をむいたあなたはとても不器用な人。

改札を抜ける私に響くはいってらっしゃい。と駅員の声。


まこも
ロータリー3周の刑に処せられし防人ノシャンシーは業火を背負い

いない日のママが受話器を置いている。ミートスパゲティは血と肌のいろ



霜下つ山の頂きに朝露取りて立ち尽くす 海の凍りし夢を見しあした 


吉岡
少しだけ話したひとが永遠を背負って消える冬の雑踏




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